昨日のNY市場は、1月の雇用統計の発表を受けて、大きく下げてきました。
NYダウとsp500の下落率は1~2%だったのに対して、ナスダックの下落率は3%超えと大きく、急落となりました。
この動きを受けて、シカゴの日経平均先物も16500円台まで落ちてきています。
2月も1月に引き続き、厳しい相場展開が予想される
今週に入り日経平均は下落傾向にあったのですが、NY市場は比較的底堅い動きを続けていました。
しかし、昨日は雇用統計の発表を受けて、一転して下げてきました。
特にナスダックの下げ幅は大きく、1/20につけた安値4313に対して、昨日のザラバ安値は4350なので、1/20の安値割れまであとわずかのところまで落ちてきています。
それに対して、NYダウは1/20につけた安値15450に対して、昨日のザラバ安値は16129なので、1/20の安値割れまでまだ余裕はあります。
ただ、日本株に対する影響度合いが高いのは、NYダウよりナスダックの方になります。
ナスダックのチャートの形状をみると、5日平均線を大きく割り込み、1/20の安値割れまであとわずかのところまで落ちてきています。
この動きを見る限りでは、ナスダックの1/20につけた安値4313からの戻りは2/1の戻り高値4636で終了し、以降は、再び下げ相場に入ったように思われます。
なお、残念ながらこのパターンでは、ダルブボトムとなって下げ止まるという形状にはならないので、間もなく1/20につけた安値を割り込んでくると予想されます。
恐らく、ここから1月相場で見られたような急落が再開すると思われますので、2月は1月に引き続き、厳しい展開が続くと考えられます。
以上のような点を踏まえた、日経平均の今後の見通し・予想等につきましては、明日書こうと思います。