今日の日経平均は、+224円の16140円と反発。
売買代金は、前日より増加して2.3兆円台でした。
本日は小高く寄り付いた後、午前中は100円程度高い水準での推移となりました。
後場寄り後に15953円まで下げ、下げ幅を縮める場面もありましたが、そこからは上げ幅を広げ、結局200円以上高い水準で本日の取引を終えました。
まだ暫く戻りが継続となる可能性も出てきた
昨日の記事「日経平均は続落。ここから下げ加速の展開となるのか、要注目。」で、「今晩のNYが昨日に引き続き下落してくるようだと、再び下落基調に回帰する流れになる見方を強める必要も出てきます」という事を書きました。
その後、NY市場が続落で始り、NYダウは一時250ドル以上下げる等、下げ幅を広げる展開となり、日経平均先物も大きく売られる動きとなりました。
そこまでの動きを見ていて、やはり、ここから下げ加速の展開になる可能性が高くなったかと考えて、昨日は寝てしまいました。
しかし朝起きて、NYダウの引け値を見てみると、下落から一転して、小幅ではあるのですがプラスで引けていました。
昨日の段階では、NYが下落して来れば、ここから下げ加速の展開もあると考えていました。
が、結果としてそうはならなかったので、昨日の記事で書いた見方は結局、持ち越しとなりました。
そして、今日の日経平均は3日ぶりに反発となりました。
本日、上海指数が6%以上下げるなど、久しぶりに急落となっている点はやや気になる点にはなりますが、上海指数の場合、戻り基調に変化がない中で一時的に急落するという動きはよく見られるものになりますので、今日1日急落したからといって、まだ、特段気にするところではないのかと思っております。
なお、2/22の記事「今週、戻り地合いは転換するのか? 注意して見て行くところ」で、「2月23日、24日で戻り転換とならない場合、次の転換候補日は、ここまでの日経平均の安値となる14865(2/12)から11日前後(両端入れ)の2/26あたりになるのでは」という事を書きました。
ただ、昨日のNYや今日の日経平均の動き等を見るかぎりでは、まだ暫く戻りが続くシナリオもあるような感じがしてきました。
更に戻りが続くとした場合、次なるターゲットは、ECB理事会や日銀会合、FRBなどが開催される3月半ば辺りと考えるのが妥当なような感じがしております。