日経平均のここまでの動きをみると、17291(3/14)に戻り高値をつけてから、なかなかそれを抜けない動きとなっています。
3月に入ってからの売買代金の動きをみても、メジャーSQだった3/11を除くと、売買代金は3/2の2.59兆円が最多でした。
そこからは徐々に減少する傾向が続き、直近では1.7兆円台まで低迷しています。
また、日経平均の日中値幅(高値 ― 安値)の25日平均の動きをみても、3/2時点で418円だったものが、直近の3/25時点では270円まで低下してきています。
今週から4月相場入りで、動きが出始めるのを期待するところ
ここしばらくは、値動きとして方向感がない動きが続き、売買代金も低迷傾向で、日中値幅の動きも小さくなる傾向にあります。
また、チャートの形状をみても、17291(3/14)に戻り高値をつけてから16613(3/18)で安値をつけ、それ以降は、三角保ち合いのパターンをやっているように見られます。
ドル円も一時安値割れとなり、動きが出るかと思ったのですが、再度レンジ圏内での動きとなっています。
この動きを見る限り、ドル円も安値圏で横ばいの三角形をやっているように見られます。
ただ、日経平均の三角保ち合いと、ドル円の横ばいの三角形の動きは、いずれも形状的には煮詰まりつつあるような感じがしますので、近いうちにその動きを放れるかたちになるのではないかと予想します。
なお、ここ最近の方向性がはっきりしない動きとなっている背景には、3月期末の株価を意識した信託銀行の買い支えもあると見られますので、動きに放れが生じるとしたら、期末要因がなくなる4月以降と考えるのが妥当ではないかと考えています。
明日、権利落ちがあり、火曜日の3/29から実質4月相場入りします。
そして、金曜日の4/1から4月入りとなります。
今週から再び気温も上がってくると思われるのですが、徐々に気温が上昇していく中で、相場の方も再び動きが出てくるのか、期待したいと思います。