今日の日経平均は、+177円の15928円と反発。
売買代金は、前日より増加して2.0兆円でした。
本日は昨日のNYが小安かった事もあり、小幅続落でスタートしました。
その後寄り直後に15693円の安値をつけた後は切り返す動きとなり、引け際の14時56分には15963円の高値をつけました。
そしてほぼ高値圏で本日の取引を終えました。
NY市場は下落に転ずるのか? それともまだ戻りは継続するのか?
昨日のNYは途中までは高かったのですが、引けにかけて売りに押され、NYダウ、sp500、ナスダックともに、小幅ながら下落して引けました。
中でもナスダックは、昨日の下落で陰線の日足が3本並ぶ形となりましたので、今日の日本株は下げるかと思っていたのですが、安かったのは寄り直後のみで、以降は為替が円安にふれた事もあり、終始高値圏で推移しました。
今日反発となったことで、日経平均は久しぶりに引け値ベースで5日線を上回ってきていますので、ここからどう動くかは短期的なポイントになると思います。
なお、これまでは、NY市場が戻り高値圏にあり、戻り転換となる兆しが少し出始めているような感じもするので、NY市場はここから下落に転じ、それにあわせて日本株も下がるというシナリオをメインで考えていました。
昨日のNYが引けにかけて売りに押されるような展開だったので、今日その動きがここから出始めるかと思っていたのですが、逆に今日のマーケットは上げて取引を終えました。
どうも少し動きがわかりづらい感じになってきているのですが、仮に今晩のNYが上げてくるかたちになると、NY市場の戻り転換はまだで、もうしばらく戻り地合いが継続するという事になってくるのかもしれません。
その場合、日経平均の下落がまだ続くというシナリオをメインで考えるのは少し難しくなる可能性も出てきます。
このあたりの点につきましては、取りあえず今晩のNY市場の動きをみてから、どう見るべきか、考えていきたいと思います。