今日の日経平均は、+457円の17363円と3日続伸。
売買代金は、前日より増加して2.4兆円でした。
本日は高寄りしてスタートした後、寄り直後の9時2分につけた17144円が日中安値となりました。
そこからは上値追いの展開となり、12時57分には17381円の高値をつけました。
その後は高値圏でのもみ合いとなったのですが、引けにかけて再度盛り返し、17363円と日中のほぼ高値圏でクローズするかたちとなりました。
最短でも4/28の日銀会合の前後あたりまで、戻り優勢の地合が続くのではないか?
昨日の日経平均のザラバ高値が17099円だったのに対して、今日の日中安値は17144円だったので、40~50円程度マド空きでの上昇となりました。
なお、日中の高値が17381円だったので、3/14につけた17291円の戻り高値を1ヶ月弱ぶりに更新してきたかたちとなりました。
TOPIXについても同様に、日中の高値は1394だったので、3/14につけた1384の戻り高値を更新するかたちとなりました。
更に、日経平均、TOPIXともに、今日大きく上げてきたことで、一目均衡表の遅行線が陽転すると共に、雲の上限も明確に上回ってきました。
というわけで、ここにきて、戻り優位の方向性が明確になってきています。
4/13の記事「日経平均はマド空けで大きく上昇。ここから暫く戻り優勢となる可能性が高まる」で、
①従来の下げ優位の見方から、戻り継続の見方にスタンスを変える必要があるかもしれない
②この場合の戻りは、戻りA波(上げ)の高値17291(3/14)を超えてくる可能性がある
という事を書いたのですが、そこで想定したような動き方になってきているという事になるのかと思われます。
なお、ここからの見方なのですが、今日、戻り高値更新となったことで、もう暫く戻り優勢の動きが続くのではないかと現状では考えています。
取りあえず、最短でも4/28の日銀会合の前後あたりまで戻り地合いは続くのではないかと見ていますので、ここからはこの先、どの辺りまで戻りの上値を試す事ができるのか、動向をもう暫く見て行くところになると考ております。