今日の日経平均は19920円と安寄りしてスタート。
その後、一旦少し戻した後、下げ方向に向かい、9時56分には19837円まで下げ幅を広げました。
そこからは戻す動きとなり、前引け前の11時27分には19949円まで上昇。
それ以降は安値圏で一進一退の展開となり、▲104円の19908円でクローズとなりました。
売買代金は2.3兆円台でした。
なお、今日は日経平均は▲0.52%の下げだったのですが、TOPIXは▲0.01%で、先週の金曜日とは逆で、日経平均よりもTOPIXが優位の1日でした。
6/10の記事「昨日のNYは、NYダウはプラスだが、ナスダックは急落。来週以降の動き次第では日経平均は再度下値模索となる可能性もあるかもしれない」で、
「6/8の安値19896円を割れてくると、短期的な見方を修正する必要が出てくるのかもしれない」
と書いたのですが、今日は朝方に同水準を割り込む動きとなりました。
5/23に建てた買い玉は利益確定し、一旦手仕舞い
これまでは、日経平均は18224(4/17)で安値をつけ、以降は戻り方向に入るという見方をしていました。
しかし、本日19837円まで下げ、6/8の安値19896円を割れてきたので、見方を修正する必要が出てきました。
よって、5/23「円高の影響もあり、NYの上昇に日経平均は追随できず。しかし、方向感としてはここから2万円抜けを目指す方向となるのではないか」に建てた買い玉は本日利益確定し、手仕舞いとしました。
なお、ドル円は先週の金曜日に110円80銭程度まで戻したのですが、再び円高方向に振れる動きとなっており、現状110円を割れる動きとなっています。
この感じだと、ドル円は6/7の109円10銭レベルではまだ安値をつけておらず、ここから再度当該安値を割り込み、4/17につけた今年の安値水準(108円10銭程度)を試しに行くような感じもします。
この場合、108円10銭程度でも止まらず、更に下に行くかもしれません。
仮にそのような展開となると、ここ最近為替離れの動きを見せつつある日経平均も、さすがにその影響を受け、再度下方向へ動くのではないかと思われます。
ただ、ここから暴落するような展開は想定していません。
その場合の下値としては、18800円レベル(※)が最初の下値の目安になるのではないかと考えます。
(※)19656(3/13)から18224(4/17)まで1432円下げているので、20239(6/2)から同程度の値幅を下げた水準。