前週末の米国市場で主要株価3指数が過去最高値を更新したことを受けて、今日の日経平均は23707円で寄付き、反発で開始しました。
その後、9時54分に23787円まで上昇しましたが、そこからは買いが続かず。
為替が108円台と円高基調が続いていることや、30-31日のFOMC、30日の米トランプ
大統領の一般教書演説を控えて、買い一巡後は様子見ムードが強まり、徐々に売り押される展開となりました。
後場に入ると前日比割れとなり、12時47分には23580円まで下落。
1/26につけた日中安値23592円を割れる場面もありました。
そこから引けにかけては安値圏での動きに終始し、結局プラス圏を維持できず、▲2円の23629円で引けとなりました。
本日、日経平均は小幅ながらも下落となりましたので、1/24から4日続落となりました。
なお、売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
ドル円、日経平均ともに、20週サイクルの安値をつける局面に
先週末にNY市場が最高値更新となったので、今日は上げてくるかと思ったのですが、買いは続かず、続落でした。
為替が108円台にあり、まだ反転する兆しが見えないという事が上値を重くしているのかと思われます。
なお、1/11の記事「20週サイクルの高値を既につけたのか、それとも同高値はまだつけていないのか? 」で書いたように、日経平均は約20週間隔で安値をつけるサイクル(20週サイクル)があり、今はその安値をつけにきている局面にあると見られます。
日経平均は、昨年、4月21日と9月8日で安値をつけ、9月8日の安値から今週で22週目(両端入れ)となります。
約20週間隔で安値をつけるサイクルはドル円にもあり、ドル円も昨年、4月21日と9月8日の週に安値をつけた後、一旦反転する動きとなっています。
よって、ドル円が20週サイクルの安値をつける所で、日経平均も同安値をつけ、以降、反転する形になるのではないかと考えます。
なお、ドル円については、まだ反転する兆しは見えないので、ここから107円台に入り、昨年9月につけた107円31銭の安値を試しにいく場面もあるかもしれません。
そこで20週サイクルの安値をつけるかどうかが目先の注目点になるかと考えますが、円高を受けて日経平均が下がる場面があれば、押し目買いが有利と考えます。