朝方は昨日のナスダックが高かったことをうけてハイテク株中心に買いが先行。
日経平均は21563円で寄り付き、50円強高い水準で小高くスタートしました。
その後、9時18分に21489円まで下げ、前日比でマイナスとなる場面もありましたが、株価指数先物の買いを交えて持ち直し、14時38分には21722円まで上昇。
昨日の高値21744円に近いところまで上げました。
そのまま日中の高値圏で引け、+207円の21713円で終了しました。
売買代金は前日より増加して2.4兆円台でした。
一昨日は上髭ありの十字線で引け、昨日は寄り値が日中高値の陰線引けだったので、今週に入ってから今ひとつの動きが続いてきました。
しかし、本日は寄り値が安値で、引け値が高値となり、今週では初めて陽線で引ける形になりました。
日経平均は3/22の引け値ベースの高値を抜けてくる
本日、日経平均の一目均衡表の遅行線は陽転入りとなりました。
3/25あたりから遅行線は陰転気味で推移してきたのですが、本日の上げで再び陽転入りしてきました。
また、3/22の高値21713円を昨日一時抜けてきたのですが、引けにかけてだれたので、3/22の引け値ベースの高値21627円を超えられませんでした。
しかし、本日は21713円で引けたので、3/22の引け値ベースの高値を超えてきました。
TOPIXもこれと似たような動きになっています。
これらの点からみますと、やはり、4/1の記事で書いたように、日経平均は21860(3/4)の戻り高値から調整する動きとなっていましたが、その動きは20911(3/25)で終了した可能性が強くなってきているように思われます。
その見方が正しければ、ここから18946(2018/12/26)の安値からの戻り高値21860(3/4)を抜ける動きとなり、6月ごろにむけて上昇基調が続く形になるのではないかと考えます。
なお、21860(3/4)を抜けると、そのすぐ上には昨年10月から低下基調を続けている200日線(今日の時点で21922円)が位置しています。
が、仮に上記のような動きになれば、200日線も抜いてくると思われ、同線を抜けてくると意外と上値が伸びる可能性もあるようにも思われます。