前日の米国株市場での株高を好感し、今日の日経平均は26947円で寄り付き、340円程度高く始まりました。
その後、26996円まで上げたのですが、27000円台のせ目前にして跳ね返されて、上げ幅を縮小する展開に。
12時52分に26731円まで下げた後はやや戻して終了。
日経平均は+176円の26781円で、4日ぶりに反発して引けました。
売買代金は前日よりも増加して2.9兆円台でした。
日経平均は引き続き、27000円台が上値の壁として立ちはだかる
前日の米国株市場で、NYダウは一時32774ドルまで上げ、5/17につけた32689ドルを超えてきました。
昨日の記事で、「NYダウは32689(5/17)を超えてくると、35492(4/21)から続いてきた下値を切り下げる動きに変化が出てくることになるので、下げから戻り方向にトレンドが切り替わる可能性もあります」と書いたのですが、5/17につけた32689ドルを超えてきたので、NYダウはトレンドが変わり、切り返しに転じてきた可能性が出てきました。
NYダウは3日連続で陽線。NYの戻りが継続すれば、日本株が切り返しに転じてくる可能性もある
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これをうけて、日経平均も戻り方向への動きが出てくるのかと思ったのですが、今日も高寄り後押し戻される展開となったので、日足の形状は陰線となり、これで4日連続で陰線が続く形となりました。
引き続き、27000円台で上値を抑えられており、なかなか戻り方向への動きが出てこないのですが、上述したようにNYダウにトレンドが切り替わる可能性が出てきた点はポジティブ要因となります。
NYの戻りが更に続く形になれば、日経平均もさすがにどこかで27000円台を超えてくることになると思うのですが、仮にそこで27050~27100円の壁を超えてくることができれば、これまでその前で抑えられてきた反動が出て、戻り方向への動きがより鮮明になる可能性もあると考えています。