今日の日経平均は、+54円の16466円と反発。
売買代金は、前日よりも減少して1.9兆円台でした。
本日は16391円と、前日より小幅安で寄り付いてスタートしました。
その後は上昇に転じて、13時には16632円と、前日より200円以上高くなる場面もありました。
しかしそこからは戻りに押される展開となり、最終的には54円高と、小幅高でクローズするかたちとなりました。
ここのところ方向感が見えづらい動きが続いているのですが、今日も小幅安で寄り付いた後、前日より200円以上高くなる場面もあったのですが、結局小幅高で取引を終えました。
先週に引き続き、上に行くのか、あるいは下に行くのか、どうにも読みづらい展開が続いています。
チャート的には煮詰まる感じになりつつある
現状、日経平均の25日線は16559円にあり、75日線は16616円にあります。
また、一目均衡表の雲は、16385~16464円の水準にあります。
チャート的な重要な節目が16400円~16600円程度に集まっており、先週の火曜日あたりから日経平均はこの辺りの水準をうろうろしている、という事になります。
ただ、いつまでもこの辺りの水準に居続けるということはないので、いずれ上か下か、どちらかの方向に動いてくると思います。
「いずれ」と言っても、方向性が出てくるのに、そう時間はかからないと思いますので、早ければ今週中、遅くとも来週までには動きは出るのではないかと考えます。
なお、目先的なスタンスで見た場合、現状のレンジは、上のレンジは5/11につけた16814円で、下のレンジは16374円になります。
現状の見方としては、
①引け値ベースで上のレンジを抜けてきた場合は、14865(2/12)から続く戻り相場がまだ続いている可能性が高くなる。(この場合は、その先で17613(4/25)の戻り高値を抜けてくる可能性がある)
②引け値ベースで下のレンジを抜けてきた場合は、14865(2/12)からの戻り相場は17613(4/25)の戻り高値で終了し、そこからは下落相場に入った可能性が高くなる。
という感じになるかと思います。