今日の日経平均は、+15円の16772円と続伸。
売買代金は、前日よりも増加して1.8兆円台でした。
本日は昨日のNY高等をうけて高く寄り付いてスタート。
寄り直後の9時7分には前日比で200円程度高い、16957円まで上昇しました。
しかしそこからは徐々に上げ幅を縮める展開となり、引け間際の14時52分には前日比マイナスの16743円まで下落しました。
その後はやや戻す展開となり、最終的には小幅高で終了となりました。
日経平均、TOPIXともに引け値ベースでレンジ上限を抜けられず
今日は日経平均は小幅ながらプラスだったのですが、TOPIXは▲0.01とマイナスでした。
5/23の記事「引き続き保ち合い相場が継続。レンジ上限か下限を抜けてきた方に相場が動いてくると想定される」で、「引け値ベースでレンジ圏内を抜けてきた方向に短期的に相場は動いてくると考えています」という事を書いたのですが、今日は以下のレンジ上限を一時上に抜けてきました。
<レンジ上限>
日経平均でみた場合 : 5/19につけた16841円、もしくは5/13につけた幻のSQの16845円
TOPIXで見た場合 : 5/11につけた1353
日経平均の日中高値は16957円で、TOPIXの同高値は1357なので、両指数共にレンジ上限を一時上に抜けています。
しかしながら、そこから戻りに押され、結局引け値ベースでは当該高値を上に抜けることはできませんでした。
揉み合いの期間が暫くあったので、レンジ圏内を抜けてきた方向に短期的に相場は動いてくると見るのが普通だと思うのですが、今日はそのような動きにはならず、高く寄り付いた後、陰線で引ける動きとなりました。
米国株が一昨日、昨日と戻り歩調にあるので、それを受けて今日は陽線で引ける感じになってもおかしくなかったのですが、結局そうはならずでした。
よって、見方としては、まだどっちつかずの状況にあるので、中立という事になります。
どうも5月に入ってからの相場は、方向感がはっきりしないので、動きが読みづらいです。
なかなか難儀な相場が続くのですが、
週末にかけて伊勢志摩サミットがあるので、この結果を受けて相場に動きが出てくるのか、あるいはサミット明け後も方向感がはっきりしないのか、見て行きたいところです。