本日の日経平均は19433円で寄り付き、反発してスタート。
その後、9時25分には19482円まで上昇しました。
が、そこからは伸び悩み、13時10分には19365円まで下落。
前日比8円高程度まで、上げ幅を縮小しました。
その後は引けにかけてやや戻る動きとなり、最終的には+38円の19396円と、4日ぶりに反発する形でクローズとなりました。
今日は高寄り後に伸び悩んだので、日足の形状は上髭ありの小陰線となりました。
売買代金は前日よりも減少しましたが、2.0兆円で、昨日に続き大台は維持しました。
なお、昨日、日経平均は200日線の水準を割り込む形となったのですが、今日は反発し、同水準(今日の時点で19396円)を引け値ベースでぎりぎり回復する形となっています。
調整する流れが続いているものの、相場の地合いとしては悪くないというのが実態となるのではないか?
昨日、日経平均は一時19254円まで下げ、20318(6/20)以降の安値を更新する動きとなりました。
ということで、ここまでの動きを整理しますと、20318(6/20)の高値から、昨日付けた安値19254円まで、2か月半程度の期間で、1064円下落するという動きになっています。
この動き方を見ると、日経平均は冴えない感じの動きがけっこう長い期間の間、続いているという事になります。
現在は北朝鮮情勢をはじめとして、リスク要因が非常に多く、外部環境からすると、株を買いづらい要素が多いという状況下にあると思われます。
しかしながら、このような環境下にありながらも、2か月半程度の期間で、日経平均は1064円しか下げていない形になります。
相場の地合いが悪ければ、もっと下げてもおかしくない環境下にありながらも、それほど下げていないという形になるので、この点からすると、直近では調整する流れが続いているものの、相場の地合いとしては悪くないというのが実態となるのではないかと考えます。