本日の日経平均は、9月9日の建国記念日に北朝鮮で特段動きが見られなかったことを受け、19441円と高く寄り付いてスタート。
その後の安値は9時11分につけた19437円で、今日は終始買い優勢の展開に。
10時35分に19567円まで上げて日中の高値をつけた後は、高値圏で一進一退の動きとなり、+270円の19545円で取引を終える動きとなりました。
ただ、売買代金は1.9兆円台で、2兆円を超えとはなりませんでした。
なお、先週金曜日の日中高値が19357円に対して、今日の日中安値が19437円だったので、本日は前日よりも80円程度マドを空けて上げる動きとなりました。
今日の上昇で、9月1日以来、6営業日ぶりに5日線の水準(今日の時点で19392円)を回復。
また、先週金曜日に水準割れとなった200日線の水準(今日の時点で19411円)も回復となりました。
200日線の水準は、下値の抵抗ラインとして強いような印象を受けるが‥‥
日経平均は先週金曜日に200日線の水準を割り込んできたのですが、今日の上げにより1日でその水準を回復した事になります。
この動きを見る限り、200日線は下値の抵抗ラインとして強いような印象を受けます。
ただ、今日、やや勢いよく反転したものの、まだ、20318(6/20)の高値から続く調整局面が転換したという形にはなっていません。
現状、日経平均は6/20に20318円の高値をつけてから、下値を切り下げる動きが続いているのですが、この動きが転換となるためには、9/1につけた19735円の戻り高値を超えてくるがあります。
ここまで2か月半以上、調整局面が続いているのですが、その間、直前につけた戻り高値を超えられず、反落するという動きが続いています。
が、この先、仮に9/1につけた19735円の戻り高値を超えてくると、20318(6/20)から続く調整局面の中で、初めて直前につけた戻り高値を抜けてくる事になります。
これは、2か月半以上続いた調整局面の動きが転換となる可能性を示唆するものとなるので、ここから同戻り高値を超えられるのかという点が目先的な焦点になるのではないかと考えます。