前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って軟調でした。
ただ、前日に日経平均が400円近い下落をみせていた反動もあって、値ごろ感からの押し目買いが優勢となり、今日の日経平均は29743円で寄り付き、40円程度高く始まりました。
9時37分に29867円まで上げて170円程度高くなる場面もありましたが、そこから下げに転じて10時49分に29523円まで下落。
今度は一転して170円程度安くなりました。
その後は切り返しに転じて、引けは+34円の29730円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
2/16につけた高値から、来週で2か月を経過する形になる
本日は29523円まで下落して、一昨日空けたマド(29585~29694円)を完全に埋めてきました。
その後反発したものの、引け値は29730円で、5日線(今日の時点で29751円)の水準までは回復することはできませんでした。
ただ、景気敏感株が買われたことで、今日は日経平均よりもTOPIXが優勢で、TOPIXは1967で引けて5日線(今日の時点で1966)よりも上で終わりました。
本日は昨日大きく下げた反動でひとまず反転してきました。
しかし、その後、夜間市場に入ってから日経平均先物の動きは冴えず、一時29590円まで下げる動きとなっています。
この感じで行くと、明日は下落となるので、その場合は2/16につけた高値30714円からの調整波はまだ継続しているということになるかと思われます。
ただ、この調整波は下値を拡大する形のものではなく、あくまでも横ばいでの調整とみているので、3/5の28308円や、3/24の28379円の安値を割り込む形にはならないとみています。
横ばいでの調整が終われば、再度上昇波に転換するとみているのですが、2/16の高値からの調整も来週で2か月となるので、日柄的な面から考えると、調整波が終わるのにそれほど時間はかからないのではないかと考えています。