2021年最終の立会日となる本日の日経平均は28794円で寄り付き、100円程度下落して開始。
9時18分に28579円まで下げ、一時下げ幅は300円を超えました。
その後は戻る動きとなり、10時40分に28904円まで上げ、前日の終値近辺まで戻しました。
しかし、そこからは再度売られる動きとなり、引けは▲115円の28791円で終了。
日経平均は続落となりました。
本日も模様眺めムードが強く、売買代金は前日よりも減少して1.8兆円台で、2兆円の大台には届かずでした。
日経平均は続落で掉尾の一振とはならず
昨日に続いて下落となり、掉尾の一振とはなりませんでした。
12/28に29121円まで上げ、12/16の戻り高値29070円を抜け、200日線(今日の時点で28829円)も超える動きとなったのですが、昨日、今日と下げたことで、結局、200日線近辺の水準で引けました。
このため、30795(9/14)の高値から続いてきた5波構成の三角保ち合いが終了となったかどうかの判断は翌年以降に持ち越す形となりました。
なお、2021年の年初の寄り付きは27575円だったので、日経平均の年足は陽線となりました。
ただ、2020年はコロナショックで安値を付けた後、大きく上げる動きとなりましたが、2021年は下は27000円程度、上は30800円程度の間を上下するレンジ相場だったので、方向感に欠ける動きが続いた1年でした。
2021年は2/16に30714円の高値をつけるまでは上げ相場だったのですが、そこから保ち合いの動きになりました。
2/16の30714円の高値から10か月半ほどレンジ相場の動きが続いたので、2022年はその反動で、レンジを上に抜くか、下に抜くかの動きが出ると思います。
現時点では、レンジ相場が終了したら上に抜け、コロナショックからの上げ波動の中の最後の上げがあると想定していますが、今の段階ではまだその動きが出始めているのかどうか、まだわかりません。
いつまでもレンジ相場の動きが続くということはありえないので、引き続き、どこでレンジ抜けの動きが出てくるのかを見守るところになります。
なお、これが2021年最後の投稿となります。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。