米金融引き締めへの過度な警戒感が和らぎ、急反発した前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、今日の日経平均は26628円で寄り付き、上昇して始まりました。
9時5分に26704円まで上げ、上げ幅が300円を超えたのですが、そこからは引き続きウクライナ情勢などの不透明要因が相場の重しとなり、買い一巡後は伸び悩む展開となりました。
大引けは+184円の26577円で終了。
日足は小陰線で引けました。
売買代金は2.7兆円台で、3兆円の大台には届かずでした。
3/1につけた戻り高値27013円を超えられるのかが短期的な焦点
前日、日経平均は26585~26821円でマドを空けて下落しました。
本日は26704円まで上げたので、当該マドを一部埋めてくる動きになりました。
前日の米国株が上げた割には戻りが鈍い動きとなりましたが、5日線(今日の時点で26563円)を維持して引け、同線も下向きから上向きに転換してきました。
TOPIXも同様の動きとなっているので、ここから下げると2/24につけた安値を試しに行く展開となる可能性もあったので、目先正念場の所で何とか踏みとどまったという形になっています。
ここから3/1につけた戻り高値27013円を超えてくると、25日線(今日の時点で26956円)と直近の戻り高値を抜けてくる形になるので、反転の機運が高まってきます。
更にその後、2/10につけた戻り高値27880円を超えてくると、昨年つけた高値30795円から続いてきた、上値と下値を切り下げる形に変化が現れますので、戻り方向への動きがより強くなると思われます。
とりあえず、3/1につけた戻り高値27013円を超えてくることができるのかが、短期的な焦点となります。