パウエルFRB議長がインフレ抑制に向けた利上げ継続の姿勢を改めて示したことを嫌気して、先週末の米国株は大幅下落。
これをうけて今日の日経平均は、28161円で寄り付き、400円以上下げて開始。
10時15分に27788円まで下落し、下げ幅は800円を超えました。
その後は安値圏でもみ合う動きとなり、大引けは▲762円の27878円で終了。
日経平均は大幅安となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
値下がり銘柄が1600を超える
先週金曜日の日中安値が28608円に対して、今日の同高値は28179円だったので、400円以上マドを空けて下げる展開となりました。
また、今日は27788円まで下げたので、8/24の安値28282円を割り込んできました。
なお、今日の下げにより、29222(8/17)からの調整は2段下げの形になりました。
先週金曜日の記事で、「2段下げでの形状になるとすると、28792から1段目の下げ(▲940円)と同値幅下げる27852円が下値の目安になります」と書いたのですが、本日、27788円まで下げてきたので、ほぼそれに近い所まで下げてきました。
今日は日経平均が700円以上下げる形となったので、騰落銘柄数も、値上がりが174銘柄に対して、値下がりが1635銘柄で、全体の9割近くが下げる全面安に近い展開でした。
このように今日は全般的に冴えない動きの1日となったのですが、ここ最近で値下がり銘柄が1600を超えた日(直近では7月12日と8月2日)の動きを見返してみると、大きく下落した翌日以降はしばらく反発する形になっています。
7月12日:値下がり銘柄1654
8月2日:値下がり銘柄1620
ということで、日経平均は今日、急落したのですが、全面安に近い動きとなったので、近いうちにしばらく反発する形に転じてくるのではないかと考えております。