先週末のNY株は下落だったので、今日の日経平均は30735円で寄り付き、70円程度安い水準でスタート。
9時1分に30689円まで下げたものの、押し目買いが入り、切り返す展開に。
海外勢の日本株買い意欲は強く、半導体関連の一角や主力銘柄が買われて、+278円の31086円で終了。
高値引けとなり、日経平均は8日続伸となりました。
売買代金は3.0兆円台でした。
日経平均の75日線との乖離率は10%超え
今日も強い展開となり、連日の高値更新です。
2021年9月に高値をつけてから、1年半近く高値を抜くことができなかったのですが、それが高値を抜けてきたので、買いに勢いがついて上値が連日のように切り上がる展開となっています。
なお、今日の上げにより、75日線との乖離率は10.45%まで拡大しました。
直近で75日線との乖離率が10%を超えたのは、今から2年ちょっと前の2021年2月です。
この時は、2021年2月6日の13.07%まで拡大して、30714円で高値をつけました。
そして、その半年後の8月20日の26954円まで下落し、そこから短期間で急騰して9月14日の30795円で天井をつけました。
75日線との乖離率が10%を超えてきているので、やや過熱感も出てきています。
ただ、それよりも前を振り返ると、2013年5月22日に22.72%まで拡大したこともあります。
ので、75日線との乖離率が10%を超えてきたので、天井打ちが近いとはみることはできません。
こういう相場の時は、どこで天井をつけるのか、事前に予測はできないので、「相場のことは相場に聞け」でいくしかないと思っております。