前日の米株式市場は、米長期金利上昇が嫌気されたほか、中東情勢の緊迫化による原油高が警戒されて、下落して終了。
これを受けて今日の日経平均は、31164円で寄り付き、200円以上下げて開始しました。
9時14分に31093円まで下げて、一時下げ幅は300円を超えたのですが、そこから切り返しに転じて、13時33分に31428円まで上昇。
前日終値並みまで戻す場面がありました。
しかし、その後は再度売られて、大引けは▲171円の31259円で終了。
日経平均は、続落となりました。
売買代金は3.2兆円台でした。
日経平均もTOPIXに続いて10/6~10にかけて空けたマドを埋めてくる
前日の米株式市場でNYダウは続落となり、上向きだった5日線は10/18から下向きに転換しました。
今日の日経平均は、マドを空けて下げた始まったのですが、一時前日終値並みまで戻したことで、昨日に続いて2日連続でのマド空けでの下げにはなりませんでした。
ただ、31093円まで下げたことで、10/6~10にかけて空けたマド(31160~31314円)は完全に埋めてくる形となりました。
NYダウが下落基調に転じ、日経平均についても上記マドを埋める水準まで下げてきたことで、ここから30487(10/4)の安値を試す方向に向かう可能性も出てきています。
なお、33634(9/15)から30487(10/4)までの下げの日柄は13日(両端入れ)でした。
30487(10/4)の安値からの反発が32533(10/13)で終了した場合、32533(10/13)から下げの波動が再び開始している可能性があります。
仮に、33634(9/15)から30487(10/4)までの下げの日柄(13日)と同程度の日柄を32533(10/13)から下げるとした場合、10月末辺りまで下げが継続するということになります。
(同一の日柄で下げるというパターンにならないケースも当然あるので、一つの目安としてそういう見方もできるというものになります)