日経平均は8/12に高値を更新して、8/19に43876円まで上昇。
そこから3日続落となって、本日、小幅に反発となり、42633円でクローズとなっています。
その間、株数ベースの裁定買い残高は増加傾向にあり、7/31に5.9億株だったのが、直近で8/20時点で8.9億株まで増加してきています。
信用買い残は、8/15時点で3.7兆円で、今年の2/28時点のピークである4.7兆円から1兆円ほど下の水準にありますが、買い残の評価損率は▲5.48%まで改善してきています。
騰落レシオ(25日)は、本日時点で151.7%と高水準にあります。
同レシオは、8/6から140%超えの水準が継続しており(8/15に1日だけ140%割れとなりましたが、翌日にまた140超えの水準に回帰)、高原状態が続いています。
というわけで、各種指標面からは過熱感がうかがえるようになってきていますが、まだ天井打ちとなるような感じにはなっていないと思われます。
8/19に最高値43876円をつけてから伸び悩む展開となっていますが、恐らく上げ過程の中の小休止で、スピード調整が終わった後は再び高値を抜いてくる展開になるのではないかと想定しています。
なお、今回の上昇は、2013年前半の上げ局面の時と似ているのではないかと考えています。
このときは、上げの勢いが止まらず、行きつくところまでいきついて、その後、急落する展開となったので、今回も上げの勢いがあるうちは相場の方向についていくスタンスが得策ではないかと考えております。