今日の日経平均は、▲98円の19368円と4日ぶりに反落。
売買代金は、前日よりも減少して1.9兆円台と、久しぶりに2兆円割れでした。
本日は為替がやや円高に振れたことを受け、19371円と前日よりも100円程度下げてスタートしました。
その後下げ幅を広げ、10時40分には19295円まで下値を広げました。
しかしそこからは引けにかけて戻る動きとなり、引けは寄り値と同程度の水準でクローズとなりました。
なお、本日の日中高値は19390円だったのですが、先週金曜日につけた日中安値が19404円だったので、前日よりも10円程度マドを空けて下げるという動きでした。
今日の下落は、上げ過程の調整とみるのが妥当ではないか
本日の日経平均は4日ぶりに反落となりました。
今日は10円程度ではあるのですが、マド空けでの下げとなっており、この点はネガティブ要素になると思われます。
ただし、次のようなプラス要素もみられることから、今日の下落は、上げ過程の調整とみるのが妥当ではないかと考えます。
①直前の高値19615(1/5)から安値18650(1/18)までの下げ幅▲965円に対して、安値18650(1/18)から先週金曜日につけた戻り高値19486円まで、836円戻してきており、戻り率は86.6%となっている。
この戻り具合からすると、いずれ直前の高値19615(1/5)まで戻る可能性が高いと思われる。
②先週の週足は、その前の週の実体部分を包み込む陽線で、いわゆる、包み足となっている。
③1/26のドル建て日経平均は170.87ドルとなり、16年9ヵ月ぶりの水準まで上げてきている。
④先週のNYダウは、1/24から25にかけて、19949~19994ドルまでマドを空けて上げてきている。
(NYダウがマドを空けて動くのは珍しい)