今日の日経平均は、19753円で寄り付き、前日よりも130円程度安い水準でスタートしました。
しかし、日中の安値は9時2分につけた19740円で、以降は下げ幅を縮める展開に。
最終的に▲14円の19869円で続落となり、日中の高値でクローズする形となりました。
売買代金は2.6兆円台で、前日よりも減少となりましたが、そこそこの水準でした。
今日は19869円で引けたので、5日線の水準(今日の段階で19891円)は割れてきました。
が、続落となったものの、陽線での引けとなったので、この動きからすると、ここで一旦下げ止まりとなってもおかしくない感じです。
ただ、直近の高値19989(5/11)から今日の安値19740円までの下落率は▲249円。
18224(4/17)から19989(5/11)までの上げ幅1765円に対する下落率は14.1%となっています。
ここで切り返してくるのは、展開としては少し早いような感じが‥‥
また、18224(4/17)から19989(5/11)までの上げの日柄16日(両端入れ)に対して、19989(5/11)から今日の安値までの日柄は3日となっています。
上げ幅に対する下落率、および、上げの日柄に対する下げの日柄のバランスから鑑みると、ここで下げ完了となるのは少し早いような感じがします。
その他、今日の安値は19740円までだったので、5/2から連休明けの5/8にかけて空けたマドの水準(19464~19705円)は埋めずに反転となっています。
やはり5/12の記事「日経平均は来週にかけて直近のマド埋め水準まで下落し、その後、再度反転となるか?」でも書いたように、一旦マドを埋める水準まで落ちた後、切り返してくるのではないかと思うので、
今日、安値から切り返して引けたものの、この先今日の安値19740円を下回り、マドを埋める水準まで落ちる局面があるのではないかと考えます。
なお、仮にこの先下落する局面があり、上記安値を下に抜けてくるようであれば、押し目拾いに利があるのではないかと考えます。