ソーシャルレンディング(※1)のみんなのクレジットで2016年8月から投資を始めています。
(※1)ソーシャルレンディングの説明については、以下記事をご参照ください。
みんなのクレジットの主な特徴は、次のような点になります。
【みんなのクレジットの主な特徴】
①キャッシュバックキャンペーンを定期的に実施している。
このキャンペーンを利用すると、実質利回りはソーシャルレンディング事業者の中ではトップクラスになる。(私が投資した案件の場合、計算すると18%程度となった)
②全案件に、担保をつけている。
なお、担保は不動産ではなく、有価証券や債券等をとっている。融資額に対して120%以上の担保をとり、債権の保全を図っている。
この度みんなのクレジットでは、サイトのリニューアルがなされました。
主に変更された点で、見ていて気付いた点は以下の通りです。
①運用実績の表示が、より詳細に表示されるようになった
②運用予定表で、分配金から税金がいくら控除されるかわかるようになった
③口座への入金の内訳がわかるようになった
④投資家が各案件に投資した内訳が、投資履歴として表示されるようになった
みんなのクレジットでのこれまでの運用実績
運用実績の表示はこれまでもありましたが、上記①でも記載したように運用実績が、より詳細に表示されるようになりました。
以下がリニューアル後の運用実績の表示画面になります。
上記の表のうち、配当金額は、これまでに支払われた分配金の累計です。
一方配当外金額は、これまでに支払われたキャッシュバックの累計になります。
利回り実績は、(配当金額+配当外金額)÷総投資額です。
これまでに支払われた、配当金額と配当外金額の合計が312,497円に対して、総投資額は2,400,000円なので、利回り実績は13%となります。
ただ、総投資額は2,400,000円となっていますが、この中には、支払われた分配金や、キャッシュバックの金額を再投資に回したものも含まれています。
この点に関して、これまで自分が純粋に払い込んだ金額は、以下の画面でわかります。
これによると、これまで自分が純粋に払い込んだ金額(現在までの総入金額)は1,960,000円なので、この金額を元に利回り実績を計算すると15.9%となります。
ただし、これは2016年8月から本日までの利回り実績なので、年間の実績ではありません。
今後、分配金が予定通り支払われれば、最終的な年間利回りは18%ぐらいまでいくのではないかと思われます。
ソーシャルレンディングでの税金
なお、ソーシャルレンディングの投資で得た利益(分配金)は「雑所得」に該当し、利益の金額(※2)から税金が約20%源泉徴収されています。
(※2)サラリーマンの場合、20万円を超えると確定申告が必要になってきます。
それに対して、みんなのクレジットで実施されているキャッシュバックの場合、所得の扱いは「一時所得」になります。
「一時所得」には、最高50万円までの特別控除があるので、キャッシュバックが年間50万円を超えなければ課税対象にはなりません。
例えば10万円が分配金として支払われると、約20%源泉徴収されて手取りは8万円となるのですが、キャッシュバックとして支払われると課税対象にはならない(※3)ので、手取りは10万円となります。
(※3)50万円を超えると総合課税の対象となるのですが、みんなのクレジットのキャッシュバックで年間50万円をとろうとすると、けっこうな額を投資しないといけないので、上記では一応課税対象にはならないと書いています。
よって、実質的な手取りという観点で考えた場合、分配金として支払われるよりも、キャッシュバックとして支払ってくれた方が投資家にとってはメリットがあるという事になります。
なお、現状、ソーシャルレンディングの事業者は10社以上あります。
しかし、個別案件の投資に対してキャッシュバックを支払う事業者は、現状他にはいません。
また、投資利回りで18%ぐらいまでいく事業者もいないので、実質的な投資利回りという観点でみた場合、みんなのクレジットは現状では一番になるのではないかと思います。
※みんなのクレジットでの口座開設方法などについては、以下の記事をご参照ください。
⇒ 「ソーシャルレンディングのみんなのクレジットで口座開設・投資実行をしてみた」
※みんなのクレジットの詳細については、以下をご参照ください。
※その他参考記事 :