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ボラティリティが高いため暫く不安定さは残るが、日経平均はやはり当面の安値を昨日つけたと想定される

日経平均チャート 日経平均
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昨日のNYダウが567ドル高となり、世界的な連鎖株安にいったん歯止めがかかったとの見方から、今日は朝方から幅広く買い戻しが先行。

日経平均は22001円で寄り付き、22000円台を回復してスタートしました。

その後、9時44分には22353円まで上昇しましたが、戻りはそこまでで、以降は、アジア株が伸び悩みとなったことや、米株先物が軟調な動きとなったことを背景に戻り売りに押される展開に。

じりじりと上げ幅を縮め、引け際に21627円の日中安値をつけ、引けは+35円の21645円と小幅ながら反発で引けました。

売買代金は前日よりも減少して4.5兆円台でしたが、昨日に続き、商いは活発でした。

 

日経平均は2/5~6にかけて、22277円から22659円の所でマドを空けていたのですが、今日は一時22353円まで上げ、マドを一部埋める水準まで戻す場面もありました。

が、買いの勢いは続かず、失速する形で取引を終え、日足の形状は上髭ありの陰線引けとなりました。

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相場が短期間で急落した時は、しばらく値動きが不安定となる傾向がある

昨日の安値が21078円に対して、今日の日中高値は22353円だったので、安値から1275円上げる形となりました。

しかし、上げの勢いは続かず、失速となりました。

しかし、昨日の記事「 日経平均は今日も急落だが、今日の下げはセリクラっぽい動きだったように思われるが 」で書いたように、昨日の急落がセリクラ(セリングクライマックス)で、そこが当面の安値になったと考えます。

過去の相場のパターンをみても、相場が短期間で急落した時は、しばらく値動きが不安定となり、急反発した後であっても再び下落して直近の安値に接近するケースはよく見られます。

2016年6月のブレグジットショックで安値をつけた時も、14864(6/24)の安値から15805(7/4)まで941円上昇(①)。

その後、15106(7/8)まで699円下落。

①の上げ幅の74.2%戻す動きとなりました。

しかし、安値は15106(7/8)までで、14864(6/24)の安値は割れずに反転し、以降はトランプショック前の17473(11/1)まで上げる動きとなりました。

今回も短期間で急落しているので、その時と似たような動きとなるのではないかと考えます。

なお、今日は日経平均のEPS(1株あたり利益)は1592円まで上昇。

2/5の1567円を超えて最高値となったこともあり、日経平均PERは13.59倍まで低下しています。

これは、2017年8月24日につけた13.67倍よりも下の水準に位置していますので、割安感はより強まる形となっています。

現状ではボラティリティ(予想変動率)が高く、まだ不安定さが残るので、上下の動きはしばらく激しい事が予想されます。

しかし、割安感は強まっていますので、全体相場の落ち着きを待って、日経平均は今後買いなおされる方向に動いていくと想定します。

(※)この先、日経平均が上昇すると考えた場合、日経平均の動きに連動するETFを買うという手もあります。

ETFを買うにあたって、どうせだったら手数料が安い証券会社の方が良いと考えた場合、手数料が安い証券会社としては、GMOクリック証券や、ライブスター証券などがあります。

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