前日の米国株式市場で、新型コロナウイルス追加経済対策法案がトランプ大統領の署名を受けて成立したことで、景気回復への期待が高まり、主要3指数が最高値を更新。
これをうけて今日の日経平均は、26938円で寄り付き、12/7につけた高値26894円を更新してスタート。
その後も買いが継続して一日を通して上値を追う展開となり、大引け前の14時55分に27602円まで上昇。
そのまま高値圏で取引を終え、+714円の27568円でクローズ。
日経平均は大幅高で続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台。
年末で市場参加者が少ない中、商いがそれほど増えないにもかかわらず、日経平均は急伸となりました。
日経平均は急伸で、30年4か月ぶりの高値水準に浮上
本日の日経平均は急伸で、1990年8月以来、約30年4カ月ぶりの高値水準まで上昇する形となりました。
12/24の記事で、26361(12/22)の安値でフラット型の調整(5波動構成のうち、4波目の調整)が終わり、もう一上げあるのではないかということを書いたのですが、その見方は正しかったようです。
日経平均は続伸で、3日ぶりに25日線を回復
新型コロナワクチンに対する期待が膨らんだことや、英国と欧州連合(EU)の通商交渉が大枠で合意したと報じられたことも好感されて、前日のNYダウは上昇。これを受けた東京市場は買い先行の展開となり、26635円で寄り付いた後、9時8分に26764...
なお、ここまでの日経平均は、11月は急伸となったのですが、12月に入ってから失速。
上値を伸ばす勢いが止まり、ほぼ横ばい圏内での動きが続いていました。
この横ばい圏内での動きが1か月近く継続した後、本日やっと上値の抵抗ラインを抜けて上放れの動きとなってきたので、ここからしばらく上値追いの動きが続くのではないかと思われます。
ただ、ここでの上げは、長く継続する形ではなく、比較的短期間で上げる形になるのではないかと考えます。
とりあえず、明日の大納会を控えて、掉尾の一振の形が期待できる形になってきたので、波乱に満ちた2020年をよい形で締めくくれるのではないかと思います。