前日の米株式市場は大幅安となり、特にナスダック指数は3%強安くなり、急落しました。
これをうけて今日の日経平均は、27095円で寄り付き、150円程度安く始まりました。
その後、10時46分に27075円まで下げたのですが、下値には買いが入る底堅い展開となり、午後に入ると上昇基調を強め、14時26分に27455円まで上昇。
そのまま高値圏で取引を終え、+198円の27439円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日並みで、3.3兆円台でした。
まだしばらくは戻りの地合いは継続するか?
本日の日経平均は27075円まで下げ、5日線(今日の時点で27259円)を割り込む動きとなったのですが、そこから切り返して反発で引けました。
前日の小陰線を包み込む形で陽線が出ているので、引け方としては悪い感じではなかったと思われます。
前日の米株式市場で、ナスダックが急落して5日線を明確に割り込む動きとなったので、本日の日本株もそれの影響をうけて下げるかと思われたのですが、途中から切り返して反発となりました。
この動きから見ると、一時期の下げが続いた時から比べると、地合いとしては少し良くなってきているようにも感じられます。
この流れを継続して来週の月曜日も高くなり、2/2につけた27564円を抜けてくると、更に戻り方向の動きが強くなってくると思われますが、夜間市場に入って日経平均先物が一時27150円をつけるところまで下げている点からすると、まだ不安定な地合いは残っているということになるかもしれません。
ただ、2/2から5日線は上向きに転じており、26044(1/27)からの戻りが27564円まであり、12/3の安値27588円に近いところまで戻してきているので、まだしばらくは戻りの地合いは継続するのではないかと考えております。