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逆イールドは過去最長の26か月間で解消

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前週末の米国株市場では8月の米雇用統計発表を受けて米景気のソフトランディング期待が弱まり、主要指数が下落となりました。

これをうけて今日の日経平均は35805円でスタート。

9時49分に35247円まで下落して、一時下げ幅は1000円を超えました。

ただ、取引時間中にドルが買い戻され、円安方向に押し戻されたことで下げ幅を縮小する展開となり、14時41分には36248円まで値を戻しました。

大引けは▲175円の36215円で終了。

日経平均は5日続落となりました。

売買代金は4.0兆円台でした。

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S&P500は8/5の5119.26も割れてくると、ダブルトップをつけた形が明確になる

日経平均は31156(8/5)から39080(9/2)まで、7924円の戻しを入れ、その後、下落する動きとなっています。

この戻り幅の半値押しが35118円になるのですが、今日の安値35247円はこの水準に近い所となりました。

5日続落で、直近の戻りの半値押しの水準まで下げてきて、今日の日足は下ひげありの陽線なので、目先は反発するのではないかと思われます。

ただ、ここで下げ止まったかどうかは、まだわかりません。

米国市場では、2022年7月から継続してきた2年債の利回りが10年債を上回る現象(逆イールド)が先週解消となりました。

これまで逆イールド解消までに要した期間の最長は22か月だったので、今回のケースではこの期間を上回り過去最長でした。

現時点では、逆イールド解消が米国株市場にどう影響を及ぼすのかまだ見えていません。

これが景気後退を先取りした動きで、景気が大きく減速するような動きになると、株式市場に与える影響も大きくなると見られます。

 

今のところS&P500は7/16に5669.67で高値をつけた後、8/5に5119.26まで下落。

そこから切り返しに転じたものの、5651.62(8/26)までが戻り高値となってふたたび下げに転じています。

もしもここから更に下げて8/5の5119.26も割れてくると、5669.67(7/16)と5651.62(8/26)でダブルトップをつけたことになり、トレンド転換の強いシグナルとなります。

米国株が景気後退懸念で調整局面入りとなると、日本株もその影響をうけて、日経平均も31156(8/5)の安値を再度試す展開となるのかもしれません。

今の時点では、二番底はつけるものの、31156(8/5)の安値を再度試す所まで下げる可能性は低いと見ていますが、日本株に対して与える影響が大きい米国株の動向には注意しておく必要があるのではないかと考えております。

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