今日の日経平均は18497円で寄り付き、前日よりも140円程度高い水準でスタート。
その後、9時9分に18547円まで上げたのですが、そこから失速。
後場寄り後の12時38分には前日比7円高の18362円まで上げ幅を縮小。
そこからは再度戻す方向となり、63円高の18418円でクローズとなりました。
今日は高寄りして始まり、久しぶりにマド空けでの上げになるかと思ったのですが、18362円まで下げたので、マドはほぼ空かない形となりました。
売買代金も1.7兆円台で、2兆円を割れ、盛り上がりに欠けました。
ただ、引けにかけて戻り方向になったので、かろうじてプラス圏を保ったという一日でした。
欧州市場で、イギリスのFT100は下げ幅が2%を超える動きとなっている
昨日日経平均は18224円まで下げたのですが、今日18547円まで上げたので、戻り幅は323円となりました。
19656(3/13)から調整する動きが続いているのですが、その中である程度の幅で反発したのは以下の2回になります。
①18973(3/23) ⇒ 19296(3/24) 上げ幅323円/日柄2日(両端入れ)
②18517(4/7) ⇒ 18850(4/10) 上げ幅333円/日柄2日(両端入れ)
昨日の記事「そろそろ一旦反発となり、少なくとも数日程度戻る展開となってもおかしくない感じがするが」でも書いたように、19656(3/13)から調整が1か月近く続いているので、少なくとも数日程度戻る展開になってもおかしくないと考えているのですが、
昨日の安値から今日の高値までの上げ幅は、過去2回と同じ程度のものとなっています。
ここでまた下落してくると、従来と同様な超ミニ反発で終わるという形になるのですが、今回はどう動いてくるでしょうか?
そのカギを握るのは今晩のNY市場の動向という事になるのですが、その前に開かれている欧州市場は現状下げを広げる動きとなっており、イギリスのFT100等は下落率が2%を超えています。
NYダウ先物もマイナスで推移しているので、その流れを引き継いで昨日の上げから一転して下げて終わるような動きとなると、
NY市場の先行き不安が強まる ⇒ 日本株の下値余地が更に広がる
という展開になるのかと思われます。