今日の日経平均は▲77円の19393円と4日続落。
売買代金は前日よりも減少して1.7兆円台と、再び2兆円割れ。
日経平均PERは13.73倍で、トランプ大統領決定で一時的に急落した11/9の13.76倍を割り込んできました。
ただ、ドル円やNY市場の各指数で底を打った感じはまだ見られないので、まだ調整局面は続くのかと思われます。
なお、今日の段階で200日線が19256円なので、目先的にはこの水準で止まるのかという点がポイントになるかと思います。
日経平均は昨年の10/5に200日線を超え、そこから基本的には200日線よりも上でここまで推移してきました。
が、その間、一時的に同線を割り込んでくる場面もありました。
仮に200日線割れとなったとしても、同線を割れるのは一時的な動きとなるのではないか?
一時的に200日線を割れたのは、11/9で、この時は200日線が16583円に対して、16111円まで下落しました。
乖離率でいうと、▲2.8%まで下げました。
その時は翌日に急反発となり、200日線を1日で回復する形となりました。
ちなみに、その前に200日線を一時的に割り込む形となったのは、2014年10月17日になります。
(2015年8月も、200日線を割れる動きとなったのですが、この時は「一時的」な下落ではなく、同線を大きく割り込む形でした)
この際は、200日線が15107円に対して、日経平均は14529円まで下落。
乖離率でいうと、▲3.8%まで下げました。
この時は約6日間、同線を割り込み、そこから再度200日線を回復し、2015年6月24日の20952円まで上げる形となりました。
で、今回なのですが、今のところ前述したように、底打ちの兆しはまだ見えないので、同線を一時的に割り込む形になる可能性もあると思います。
ただ、2015年8月の時のように急落して200日線を大きく割り込む形にはならず、割れたとしても一時的な動きとなるのではないかと考えます。