今日の日経平均は19286円で寄り付き、前日比100円程度マイナスでスタート。
その後、9時5分に19254円まで下落。
8/29につけた19280円の安値を割り込みました。
しかしそこからは下げ幅を縮める展開となり、14時15分には前日比14円程度安い19371円まで戻す展開に。
ただ、戻りはそこまでで、最終的には▲27円の19357円と、3日続落での引けとなりました。
売買代金は今週に入ってから2兆円割れの動きが続いていたのですが、今日は前日よりも増加して2.2兆円台と、4日ぶりに2兆円台を回復する形となりました。
なお、一昨日、昨日と、値下がり銘柄が1000を超え、ほぼ全面安に近い形だったのですが、今日は日経平均はマイナスだったものの、値上がり銘柄が1166に対して値下がり銘柄が746だったので、一昨日、昨日とは異なり、値上がり銘柄の方が多い1日となりました。
一昨日と昨日ほぼ全面安に近い形だったが、今日は値上がり銘柄が1000を超え、反転する動きに
昨日の記事「今日も北朝鮮リスクが嫌気され、日経平均は続落。200日線を維持できるかが目先的な焦点」で、
日経平均は200日線の水準を維持できるかどうかが目先的な焦点
と書いたのですが、今日の時点で200日線は19389円なので、引け値ベースで同水準をわずかに割り込みました。
しかし、以下のような点から鑑みると、本日日経平均は8/29につけた直近安値を一時的に割り込む場面もあったのですが、ここから更に下値を広げるというよりは、この辺りで下げ渋り、切り返してくる可能性もあるのではないかと考えます。
①一昨日、昨日と冴えなかったJASDAQ平均や、マザーズ指数などの小型株は、安寄り後に切り返して陽線で引ける形となっている。
②ドル円は108円台まで下落した後、下げ渋る動きになっている。
上記のうち、特に②のドル円の動きに関しては、今年に入ってから4月、6月、8月、9月と、何度も108円台を試しているのですが、今の所、なかなか同水準を割れない動きとなっています。
今回も108円台まで落ちたものの、同水準を割れないとなると、108円の水準は下値として堅いという認識になり、今度は逆に反転する動きとなる可能性もあると思います。
よって、ドル円が目先的に切り返し、再度110円方向に戻れるかは短期的なポイントになると思われます。
なお、ドル円が110円台に戻り、8/31の戻り高値水準である110円60~70銭ラインを超えてくると、7月の10日前後から約2か月近く円高トレンドが続いているのですが、それが反転する可能性がやや強まってくるのではないかと考えます。