前日の米国株高や、米金利上昇に伴うドル高を背景に買いが先行。
今日の日経平均は、20398円で寄り付き、130円程度高い水準でスタートしました。
その後は伸び悩み、後場寄り後の12時32分には20299円と、前日比30円程度プラスの水準まで上げ幅を縮小。
しかしそこから切り返し、14時37分には20399円まで上昇。
最終的には+96円の20363円と反発で引けました。
なお、売買代金は前日よりも大きく増加して2.7兆円台でした。
ここまで日経平均の引け値ベースの高値は9/25の20397円。
今日の引け値は20363円なので、引け値ベースでの高値更新とはなりませんでした。
それに対して、TOPIXの引け値ベースの高値は9/25の1672.82。
今日の引け値は1676.17なので、TOPIXは引け値ベースで高値更新となりました。
外国人投資家が先物を2週連続で大幅に買い越し
先週の投資部門別売買動向では、外国人投資家が2週連続で大幅に買い越し。
先々週:+1兆2,446億円(先物)▲4,172億円(現物)=8,273億円(先物+現物)。
先週 :+9,177億円(先物)▲611億円(現物)=8,566億円(先物+現物)。
特に先物の買い越し規模は大きく、先々週の買い越しは1兆円超えとなっています。
先物の買い越しが1兆円超えとなるのは2014年11月第1週以来、約3年ぶりのこと。
そして先週も1兆円超えとはなりませんでしたが、+9,177億円と、2週連続で大幅買い越しとなっています。
なお、2014年に先物の買い越しが1兆円超えとなった時は、日経平均は14529(2014年10月17日)からその翌年の20952(2015年6月24日)まで、8か月近く上げる展開となりました。
今回は19239(9/8)の安値を起点に上昇開始となっています。
今回も3年前と似たような展開となるのかはわかりませんが、比較的息が長い上げ相場が続くのではないかと考えています。
(※)日経平均が上昇すると考えた場合、従来は大阪取引所に上場している日経平均先物を買うというケースが多かったのですが、今は以下の記事でも書いたように、日経平均先物を買うならば、くりっく株365で買った方が良いと考えています。
なお、くりっく株365では、岡三オンライン証券 くりっく株365が、取引枚数に応じたキャッシュバックをするキャンペーンを実施しています。