今日の日経平均は、38106円で寄り付いた後、10時50分に37873円まで下落。
そこから切り返して14時20分に38220円まで上昇。
その後はやや押し戻されて+246円の38027円でクローズ。
日経平均は大引けで38000円台を回復し、続伸で終了となりました。
売買代金は4.2兆円台でした。
米国株の反発は、調整過程の中のリバウンドの動きで、リバウンド終了後は再度安値を更新する動きとなるのではないか?
米国株は3/13に安値をつけて、そこから切り返す展開となっています。
日経平均もその動きにあわせて、3/11に35987円で安値をつけて、そこから反発してきています。
日本株の反発は、米国株の動きに連動したものといえるのですが、日経平均、NYダウ、ナスダック、S&P500が反発に転じたとは言え、高値からまだ距離を残している中、TOPIXのみ、戻りのピッチが速く、3/19に一足はやく、調整前の高値を更新する動きとなっています。
現時点において、米国株は反発に転じてきていますが、この動きは上げトレンドに回帰した動きではなく、調整途上の中のリバウンドの動きになると思います。
よって、リバウンドの動きが終われば、再び3/13につけた安値を更新してくる動きになると想定しています。
なお、米国株が再び下落に転じてくれば、日本株もそれにつられて再度下落してくると思われます。
ただ、日本株はTOPIXがすでに戻り高値を更新してきているので、それほど大きな影響は受けないのではないかと思われます。
よって、当面の動きとしては、米国株のリバウンドの動きにつられて日本株も反発するが、米国株のリバウンドの動きが終われば、それに連動する形で下落する。
ただ、米国株の下げほど日本株の下落は影響を受けず、下値は米国株に比べるとやや堅調で、米国株の下げが終わった後、日本株は本格的な反発に転じ、今年の半ば以降にかけて日経平均は昨年につけた高値更新を目指す動きとなってくる、という感じになるのではないかと考えています。