昨日のFOMC後の米国株が小幅安で終了したこと等が重しとなり、今日の日経平均は21352円で寄り付き、小幅ながら続落でスタートしました。
しかし、寄り後につけた21349円が日中安値となり、取引時間中に米株価指数先物が上げに転じると主力株に買い戻しが入り、じりじりと値を戻す動きに。
前引けにかけて戻り売りに押される場面もあったのですが、後場に入ると上げ幅を拡大。
最終的に+211円の21591円で引け、ほぼ高値引け。
本日の日経平均は、4日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台でした。
昨日のNY市場が、FOMCの結果を受けて一時は高い場面もあったのですが、最終的には下落で終わったので、今日の東京市場もその流れを受けて冴えない展開かと思ったのですが、久渋りに反発となりました。
最後のダメ押し後、4月は戻りとなるのではないか?
今日の日中は反発となったのですが、夜間市場に入ってから円高が進行。
ドル円は一時105円23銭まで下げ、3/2につけた安値水準に並ぶ形となっています。
これを受けて日経平均先物も下落。
一時、21060円まで下げ、今日の日中の上げを帳消しにする所まで下げています。
日経平均は24129(1/23)から調整する動きになっているのですが、この下落はアメリカの金利上昇懸念が発端となっているので、昨晩のFOMC通過で一区切りつくのではないかと考えていました。
今日の東京市場が高かったので、そろそろその兆しが見えるかと期待したのですが、夜間市場に入ってからの動きとかを見ますと、それはどうもまだみたいです。
ただ、日経平均は20950(2/14)で一回目の下げがあり、20937(3/5)で二回目の下げ、そして現状の下げで三回目の下げをやっており、最後のダメを押してきている所になると思います。
最後のダメを押した後、4月は戻るというのが現時点における想定となります。