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遅行線は一応、陽転入り。これを持続できるかどうかが目先の焦点

日経平均チャート 日経平均
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前日のNY株が上昇した流れを引き継ぐ形で今日は買いが先行してスタート。

日経平均は前日比80円程度高い22594円で寄り付いたのですが、そこから9時41分に22547円まで下落。

上げ幅が37円まで縮まる場面もありました。

その後は切り返しに転じ、10時25分に22645円まで上昇しました。

以降は高値圏でもみあいとなり、+103円の22614円で終了。

日経平均は昨日に続いて続伸となりました。

ただ、国内企業の決算発表が本格化するのを前に手控えムードが広がり、商いは今日も低調。

売買代金は前日よりも減少して1.9兆円台で、6月11日以来の低水準でした。

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今日から4-6月期の決算発表が本格化

直近で日経平均は22949(7/18)から22341(7/23)まで下落。

そこから今日まで2日上げてきているのですが、本日22614円で引けたことで、26日前の終値水準(22278円)を超えてきました。

これにより、一目均衡表の遅行線は陽転入りとなり、6/18あたりから低下傾向にあった25日線も本日、1ヶ月弱ぶりに前日よりも上に上がりました。

遅行線が陽転入りとなったのは、明るい材料になるのですが、問題はこれが持続するのか、という点になります。

一時的に陽転入りしても、それが持続せずに再度陰転入りとなるパターンもあるので、強気転換の見方を強めるためには明日以降、この上げを持続していく必要があります。

昨日の記事「 相場はここからサマーラリー入りするのか? 明日以降、週後半に向けての動きが目先のポイントになる 」でも書いたように、明日以降も上げの基調を継続し、金曜日の段階で22700円以上の水準を維持できると、遅行線が陽転入りした可能性がより強まり、ここからサマーラリー入りとなる可能性も高くなってきます。

今のところ、商いに盛り上がりに欠ける状況が続いていますが、今日から本格化する4-6月期の決算発表をうけて動きが出てくるのかどうかが、目先的な焦点となります。

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日経平均

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