今日は昨日のNY市場が安かった流れを引き継ぎ、朝方から幅広い業種で売りが先行。
日経平均は21191円で寄り付き、安寄りで始まりました。
その後、寄り値が日中高値で、為替がやや円高に振れたことも下押し圧力となり、10時50分には21000円割れの20974円まで下落し、下げ幅は400円を超える場面もありました。
そこからは下値で揉み合う動きとなり、▲344円の21033円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
本日は値上がり銘柄が229に対して、値下がり銘柄は1878で、全般的に売られる形になりました。
なお、これにより騰落レシオ(25日)は92.4%まで低下しました。
21860(3/4)の戻り高値からの調整はまだ継続中か
今日、続落となったことで、日経平均、TOPIXともに一目均衡表の遅行線は陰転入り。
前回、1/末ぐらいに陰転⇒陽転となったのですが、そこから約2か月ぶりに陽転⇒陰転に変わることとなりました。
なお、本日の日経平均の日中高値は21191円だったのですが、昨日の同安値は21242円なので、今日は50円程度マドを空けて下げました。
この動きはTOPIXも同様で、今日の日中高値が1595に対して、昨日の同安値はが1598なので、こちらは3ポイント程度マド空けでの下げとなっています。
前回、マドを空けて下げたのは3/22~25にかけてになるのですが、そこからわずか4日後に再度マドを空けて下げる形となりました。
今日の日経平均は300円以上下げる動きだったのですが、安値は20974円までで、3/25につけた安値20911円は維持しています。
しかし、21860(3/4)で戻り高値をつけてから継続している調整の動きはまだ進行中と見られるので、いずれ20911(3/25)の安値を下に抜けてくる可能性はまだ残されていると思われます。
ただ、仮に再度下に抜けるという動きになったとしても、更に大きく下げるという感じにはならないような感じがします。
3/25の記事でも書いたように、下げたとしても下値は2/8につけた安値の20315円あたりまでになるのではないかと考えます。