昨日はNYダウが上昇で高値を更新。
これをうけて今日の日経平均は23325円で寄り付き、小幅高でスタートしました。
10時47分に23360円まで上げたものの、11時に中国で10月鉱工業生産などの指標が発表され、鉱工業生産が市場予想平均に届かなかったことで中国景気に対する先行き警戒感から下げ幅を広げる展開に。
そこから13時6分に23062円まで売られ、一時は下げ幅が250円を超えました。
その後は引けにかけてやや戻す動きになったものの、大きくは戻れず、▲178円の23141円で終了。
日経平均は続落となりました。
騰落銘柄数は値上がり371銘柄に対して、値下がりが1726銘柄で、昨日に続き値下がり銘柄は1500を超えました。
売買代金は前日よりもやや増加して2.2兆円台でした。
ここから下げを拡げていくかたちになるのか、それとも、早期にリカバーするかたちになるのか?
昨日の記事で、日経平均の終値が23330円未満で引ける形になると、約1ヵ月ぶりに5日線が下げに転じることになると書いたのですが、今日の引け値が23141円となったことで、5日線の水準は昨日の23378円から23341円に下落となりました。
また、終値で5日線を明確に割れるかたちになりました。
このため、これまで続いてきた戻り傾向に変化が生じる最初のシグナルが点灯することになったのですが、これも昨日の記事で書いたように、短期でこれをリカバーしてくればとくに問題はないので、同シグナル点灯=売りシグナル点灯とはなりません。
よって、ここからどう動いてくるのかが注目されるところになります。
なお、現状、25日線が23711円に位置しているので、まずは同線の水準をこの先維持できるのか、という点が目先的な焦点となります。
仮に同線でも下げが止まらないような場合は、9/19につけた戻り高値22255円を維持できるのかが、次なる焦点になってきます。
なお、22255円も維持できずに割り込むようなかたちになると、戻り継続の動きに黄色信号が点灯することになるので、
ここから下げを拡げていくかたちになるのか、それとも、たいして下げずに早々に反発に転じてくるのかが目先、注目されるポイントになります。
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