前日の米国株市場でNYダウが1173ドル上げ、それを好感するかたちで買い先行でスタート。
日経平均は21399円で寄り付き、前日よりも300円程度高く始まりました。
ただ、寄り値が日中高値となり、以降は外国為替市場でドル円が107円台前半となり、円高気味に振れたこともあって買い手控えムードにつながり、売りに押される展開に。
13時17分には21220円まで値を下げました。
が、そこからは再度買われる動きになり、引けは+229円の21329円で終了。
日経平均は2/19~20以来の続伸となりました。
売買代金は前日並みの2.5兆円台。
騰落銘柄数は、値上がりが1115銘柄に対して、値下がりが943銘柄で、値上がり銘柄がやや優勢でした。
先週金曜日から下げと上げが交互に繰り返しているので、次は下落する動きか
今日の日経平均は久しぶりに続伸となりました。
しかし、夜間市場に入ってから為替が円高方向に振れている事もあり、日経平均先物は21020円まで値を下げています。
このため、このままいくと明日は下落となりそうな感じです。
ただ、昨日の記事でも書いたように、先週金曜日から下げと上げを交互に繰り返すような動きが続いています。
先週金曜日の2/28からの動きを整理すると、以下の通りになります。(以下では、日付と終値、前日比の騰落を記載)
①2/28(下げ):21142円 ▲805円
②3/2(上げ):21344円 +201円
③3/3(下げ):21082円 ▲261円
④3/4(上げ):21100円 +17円
3/5(上げ):21329円 +229円
一応、今日の上げで、細分化した場合の波動の振れは、①⇒④まで進んでいることになります。
現状、急落後の下値を固める動きをしているとすると、⑤の波(下げ)がこの後あると、下値固めの動きは終わり、以降は反転してくることになると思われます。