米景気に対する先行き不安感が台頭したことが売り要因となり、前日のNY市場は下落となりました。
為替市場でドル円が105円を割れて円高が進んだことも警戒されて、今日の日経平均は22543円で寄り付き、マドを空けて下落してスタート。
後場にかけ下げ幅は拡大する展開となり、14時3分に22366円まで下落。
300円近く下げる場面もありました。
本日はそのまま安値圏で引け、日経平均は▲260円の22397円で終了。
業績悪化企業に売りが膨らむ形となり、4日続落となりました。
売買代金は2.1兆円台でした。
今日はマドを空けて下落する動き
前日の日中安値が22646円に対して、今日の同高値が22584円だったので、前日よりも60円程度マドを空けて下げる形になりました。
また、7/10以来、約3週間ぶりに引け値ベースで25日線(今日の時点で22528円)を割り込む展開となりました。
一目均衡表の遅行線も26日前の日足水準に接近してきているので、明日以降も下落が続くようだと、遅行線が陰転入りとなる可能性も出てきています。
よって、25日線あたりの水準をここから維持できるのか否かが目先焦点となってきます。
なお、ドル円が105円を割れるなど、一部でリスクオフ的な動きも見られますが、それが他にも広がるという感じにはなっていないので、ここからさらに下げる可能性は低いのではないかと思われます。
25日線を割り込んだ後、早々に切り返すことができるのか、それとも、さらに下値を拡げる動きとなるのかが、注目されるところになります。