今日の東京株式市場は手掛かり材料難のなか、方向感の定まらない動きとなりました。
日経平均は29688円で寄り付き、前日終値並みでスタートしたのち、9時8分に29530円まで下落。
150円程度マイナスとなりましたが、そこから切り返して12時36分に29808円まで上昇して120円程度高くなる場面もありました。
ただ、買いは続かず売りに押される展開になり、大引けは+2円の29685円となりました。
小幅ながらプラスで引けたので、日経平均は3日続伸。
ただ、模様眺めのムードが強いため、商いは盛り上がらず、売買代金は2.0兆円台でした。
4/6からの調整は本日で10日目
日経平均は3日続伸となりましたが、TOPIXは下落したので、まちまちの動きでした。
日経平均は25日線(今日の時点で29539円)よりも上に位置していますが、相変わらず同線近辺でもみ合う動きが続いています。
ここまでの動きをみると、直近では28379(3/24)から上げに転じて、30208(4/6)まで上昇しました。
しかしそこから伸び悩む動きとなり、30208(4/6)から本日までの調整期間は、日柄では10日(両端入れ)となりました。
なお、これまでの高値は30714(2/16)になるのですが、そこから28308(3/5)まで、2400円程度下げる局面がありました。
この時、下げた日柄は13日になるので、仮にこの時と同程度の日柄で調整する形になると、4月22日で調整が終わる形になります。
そこで調整が終わるのかどうかはわかりませんが、4/7の終値が29730円で、今日の引け値が29685円となるので、9日間ほぼ横ばいでの動きが続いていることになります。
どこでこの調整局面を抜け出すのか、なかなか見えないのですが、いつまでもこのレンジ圏内での動きが続くわけではなく、どこかで再びトレンドに回帰する動きが出てくるので、引き続き動きが出てくるのを待つ局面になるかと考えます。