前日の米国株市場は、主要3指数がそろって反落して終了。
外為市場でドル円が円高に振れた上、国内では大阪府に緊急事態宣言が発令される見通しとなるなど新型コロナウイルスの感染者数拡大が懸念され、環境面が悪化したことが嫌気されて今日の日経平均は29355円で始まり、330に円程度安い水準でスタートしました。
その後も下値を切り下げる動きとなり、13時28分に29014円まで下落し、29000円に近いところまで売られました。
その後はやや戻したものの、引けは▲584円の29100円で終了。
日経平均は4日ぶりに下落で、急反落となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され、日経平均は急反落
日経平均の前日の日中安値が29530円に対して、今日の同高値が29361円だったので、170円程度マドを空けて下げる形になりました。
これまで25日線(今日の時点で29506円)を辛うじてキープしてきましたが、今日の下げで75日線(今日の時点で29104円)まで下げてくる形になりました。
3/24に28379円まで下げたときは、75日線の水準で切り返し、その後、4/6に30208円まで戻りました。
しかし、夜間市場に入ってからも下げが続き、日経平均先物は一時28700円をつけるところまでだ下てきているので、このままいくと明日は75日線を下回る動きとなりそうな感じです。
ただ、ここでの下げは30714(2/16)から続く調整局面の最後の下げの局面になるのではないかと思われるので、ここで下落したのちは上昇トレンドに回帰する動きになるのではないかと考えます。