前日の米株式市場では、雇用回復への期待が高まり、NYダウが連日の最高値更新。
ただ、日経平均株価は前日の大幅高の反動もあり、東京市場は上値が重い展開となり、29330円で寄り付いた後、9時11分に29237円まで下落して100円程度下げる場面もありました。
ただ、売り一巡後は下値に買いが流入してプラス圏に浮上。
10時16分に29449円まで値を上げました。
その後は、今晩に米国の4月の雇用統計が発表されることもあり、積極的な売買は手控えられて一進一退の展開となりました。
引けは+26円の29357円となり、続伸。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台で、3兆円の大台には届きませんでした。
昨日の日中高値を一時超える場面も
本日の日経平均は続伸となったのですが、途中で伸び悩む展開となりました。
ただ、昨日の高値29430円を一時超える場面があったほか、25日線(今日の時点で29410円)も超える場面がありました。
今日の日中高値は29449円まであったので、4/19~20にかけて空けたマド(29361~29530円)を一部埋めてきました。
ここから25日線を引け値ベースで超えて、このマドも埋めてくると、昨日の記事で書いた、30714(2/16)から2か月以上続いてきた調整局面は28419(4/21)で終了し、そこから反転開始となったという見方がより強くなってくると思われます。
2か月以上続いてきた調整局面が終了。いよいよ反転開始となるか
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なお、2か月以上、調整局面が続いていたので、反転開始となれば数か月は上値追いの動きが続く形になるのではないかと考えています。