前日の米国株市場は、景気回復期待を背景にNYダウは最高値を更新しましたが、ナスダックは4日続落となりました。
連休明けの東京市場で、日経平均は29024円で寄り付き、210円程度高い水準でスタートしました。
半導体関連株などが売られて全体相場の足を引っ張ったものの、日経平均寄与度の高い一部の銘柄の上昇に引っ張られるかたちで上げ幅を拡大。
11時15分には29430円まで上げて、600円以上高くなる場面もありました。
後場は伸び悩んだものの、高値圏でもみ合うかたちとなり、+518円の29331円で終了。
日経平均は大幅反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.3兆円台で、前営業日に続いて3兆円の大台を超えてきました。
日経平均は大幅反発で、4/26の戻り高値29241円を超えてくる
連休明けの東京市場は、景気敏感株を中心に買われて、大幅反発となりました。
今日の上げで、5日線(今日の時点で29063円)、75日線(今日の時点で29248円)を超えてきました。
また、4/26の戻り高値29241円も超えてくる形になりました。
4/30の記事で、
「当面は、4/26につけた29241円を抜けることができるのか、というところが焦点になると思います。
この水準を抜けてくれば、75日線(今日の時点で29237円)を回復してくる形にもなるので、反転開始となった可能性が出てくると思われます」
と書いたのですが、本日この水準を抜けてきました。
また、4/30と本日で、売買代金は3兆円を超えており、商いも増えてきているので、30714(2/16)から2か月以上続いてきた調整局面も28419(4/21)で終了。
反転開始となった可能性が強くなってきたのではないかと考えます。
なお、30714(2/16)と30208(4/6)を結んだラインが本日時点で29800~29900円あたりにあるのですが、同ラインを上に抜けてくると、30714(2/16)の高値更新に向けた動きが始まった見方がさらに強まる形になると考えます。