前日の米国株市場で主要株指数が揃って下落したことを受けリスク回避目的の売りが優勢となり、日経平均は28085円で寄り付き、下落してスタート。
9時5分に27993円まで下落して、一時は28000円台を割り込む場面もありました。
それ以上売り込む動きがみられなかったことから、一旦は反発し、9時46分に28364円まで上げてプラス圏に浮上しました。
ただ、その後は買いは続かず、再びマイナス圏に沈み、引けは▲90円の28140円。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台で、連日の3兆円割れとなりました。
日経平均は続落だが、底堅い感じの動き
前日の米国株市場でNYダウは続落となり、5日線を割り込む動きとなりました。
これをうけて今日の日経平均は一時28000円を割れとなり、このまま下げを拡げるかとも思えたのですが、それ以上下げは拡大しませんでした。
最終的に続落となりましたが、意外と底堅い感じの動きだったのかと思われます。
なお、ここからの動きを占う上でキーとなる米国株は、NYダウが続落となり、昨日5日線を割り込んできました。
ただ、昨日のNYダウの引け値が10/5の終値を割り込まなかったので、5日線は上向き基調を維持したままとなっています。
今晩のNY市場で、NYダウが10/6の引け値(34416ドル)を下回ってくると、5日線が上向きから下向きに転換してくるので、やや注意が必要かと考えています。
引き続き、米国株の動向を注視していく局面かと考えます。