今日の日経平均は28995円で寄り付き、70円程度安い水準で始まりました。
9時6分に29106円まで上げて、一時はプラス圏に浮上しましたが、前日の上昇による利益確定売りが優勢となり、11時5分に28729円まで下落。
一転して300円以上下げる場面もありました。
そこから下げ幅を縮めたものの、最終的には▲162円の28906円で引け、日経平均は反落となりました。
全般的に見送りムードが強く、売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台でした。
前日の勢いは続かず、前日空けたマドを1日で埋める動きに
本日から受け渡しベースで実質2022年相場入りとなりましたが、模様眺めに終始する展開で、冴えない動きでした。
前日は28805~28879円で、70円程度マドを空けて上げる形となりましたが、本日一時28729円まで下落したことで、1日でマドを埋める形になりました。
昨日、12/16の戻り高値29070円を抜けてきたのですが、本日の高値は29106円までで、昨日の高値29121円は超えられませんでした。
とりあえず今日は28906円で引けたので、5日線(今日の時点で28846円)よりも上に位置しています。
ただ、ここから再度5日線を割り込んで、同線が下向きになってくると、30795(9/14)の高値から続いてきた5波構成の三角保ち合いがまだ終了となっておらず、最後の下げをやってくる可能性もまだ残されています。
昨日の記事でも書いたように、三角保ち合いが終了となるためには、29960(11/16)を超えてくる必要があります。
三角保ち合いが終了となった可能性も出てきたが、最終的な判断は29960(11/16)を超えられるのかどうかによる
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昨日上昇し、今日から実質新年度相場入りということで期待したのですが、今日のところは下げとなったので、引き続き、ここから上に行く動きとなるのか、あるいは再度下を試す動きとなるのかを見ていく局面となります。