前日の米国株式市場は独立記念日のため休場で、手掛かり材料に欠ける状況でしたが、今日の日経平均は26386円で寄り付き、230円程度高く始まりました。
9時12分に26532円まで上げた後、12時58分に26294円まで値を下げましたが、時間外取引で米株先物が堅調だったほか、円安に振れた為替相場も好感され、再度持ち直す動きとなり、大引けは+269円の26423円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日並みの2.4兆円台でした。
NY株安に足を引っ張られる状況が続く
今日は続伸となり、5日線(今日の時点で26342円)を超えてきました。
ただ、上値からやや押し戻される展開となったので、寄り値よりも引値がプラスとなったのですが、日足の形状は十字線に近い形で、形としては今一つ勢いに欠ける形でした。
なお、夜間市場で米株先物が下落する形となっているので、NY株はまだ下値を模索する動きが続きそうな感じです。
これをうけて、日経平均先物も26000円を割れる動きとなっているので、2日続伸する形となったものの、反転の形とはならず、残念ながらこちらもまだ下値を模索する動きが続きそうな感じです。
安値を切り下げる動きが続くNY株と違い、日本株は3月の安値よりもまだ上の方に位置しているので、相対的には強いと言えるのですが、NY株が反転してこないと、日本株も戻りを試す局面にはなかなか入ってこれません。
引き続き、NY株安に足を引っ張られる状況が続くという感じになりそうです。