先週末の米国株式市場は、インフレが7月にピークを付けた可能性が示されたことで、強気相場は進行中との見方が強まり上昇して終了。
この好地合いを引き継ぐ形で、今日の日経平均は28623円で寄り付き、上昇してスタート。
そこから買いが継続して、13時37分に28897円まで上げ、350円程度プラスとなりました。
本日は、終始堅調な展開となり、大引けは+324円の28871円で終了。
日経平均は続伸となりました。
ただ、商いは増えず、売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
S&P500は、半値戻しを達成
日経平均は先週金曜日に、3/25の28338円と、6/9の28389円を抜けてきました。
一方、TOPIXは本日、1985.84まで上げ、6/9の高値1978.39を抜けてきました。
3/25の高値は1994.32なので、まだこの高値を抜くことができていませんが、当該高値まであと9ポイント程度まで迫ってきたので、いずれこの高値も超えてくるのではないかと思われます。
なお、先週土曜日の日経平均の夕刊にも出ていましたが、米国のS&P500は、1月高値から6月安値までの下げ幅に対して半値戻しを達成しました。
1/4の高値4818.62 ⇒ 6/17の安値3636.87 :下げ幅▲1181.75
6/17の安値3636.87 ⇒ 8/12の戻り高値4280.47 上げ幅+643.6(戻り率54.46%)
「半値戻しは全値戻し」という相場格言があるのですが、この格言通りになるのかどうか、注目されるところです。
まずは、61.8%戻りの4367まで到達できるのかが、目先の注目ポイントになるのですが、この水準でも止まらなければ、全値戻しも視野に入ってくるのではないかと考えます。