前日の米株市場では、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容を引き続き嫌気する形で主要株価指数が揃って続落。
ただ、今日の日経平均は28086円で寄り付き、200円程度高くスタート。
9時36分に27944円まで下げて上げ幅を縮める場面もありましたが、13時42分に28233円まで上昇。
前日に先物主導で700円以上急落していたので、その反動で買い戻しが入り、全体指数を押し上げる展開となりました。
大引けは+316円の28195円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
TOPIXは、前日空けたマドのかなりの部分を1日で回復
前日のNY市場は続落でしたが、日本株は反発しました。
米国株は、NYダウ、S&P500、ナスダックともに200日線よりも下に位置しているのですが、日本株は日経平均、TOPIXともに200日線よりも上に位置しています。
このことが、米国株が冴えない動きだったのに、日本株がそれに引きづられず強い動きだったことにつながっているのかと思われます。
前日、日経平均は28179~28608円でマドを空けて急落したのですが、今日の戻りは28233円までだったので、前日空けたマドを一部埋めてくる形になりました。
それに対して、今日はTOPIXの動きがよく、前日空けたマド(1949.04~1978.92)に対して、今日の戻りは1969.71まであったので、マド空きのかなりの部分を1日で回復してきた形になりました。
また、今日のTOPIXは1968.38で引けたので、5日線(今日の時点で1967.17)も回復する動きとなっています。
TOPIXは8/26の1989.17から急落となっているので、ここから上げて8/26の1989.17を超えてくると、2066.99(8/17)からの調整の動きは1935.77(8/29)で終わり、以降、再び戻り基調に回帰する可能性が出てきます。