今日の日経平均は28009円で寄り付き、80円程度高い水準でスタートしました。
そこから10時に28045円まで上げましたが、そこから売りに押されて14時33分に27877円まで下落。
大引けは日中の安値圏で引け、▲30円の27899円で終了。
前日の米市場で米長期金利が上昇したことを受けて、グロース株の一角が売られましたが、バリュー株は小じっかりの展開でした。
日経平均は小幅安でしたが、TOPIXは小幅プラスで終了で、まちまちの展開でした。
売買代金は2.9兆円台で、3兆円にわずかに届かずでした。
グロース市場の売買代金も増加傾向
マザーズ指数は6/20に607.33で安値をつけたあと、792.96(11/16)まで上昇する形になっています。
その後、昨日、今日と続落となっていますが、200日線は昨日の715.24から本日の715.29まで、小幅ではあるのですが、プラスに転じてきています。
マザーズ指数の200日線は、2021年7月13日から上向きから下向きに転換しました。
以来、昨日まで、継続して下落してきましたが、本日、約1年4か月ぶりに上向きに転換。
ここから大きく下落することなく、ほぼ今の水準を維持していくと、マザーズ指数の200日線は、当面の間、上向き基調を維持していくことになります。
11/15の記事で、「日経平均の200日線が11/11から上昇基調に転換。これをうけて当面は堅調な値動きが期待できる」と書いたのですが、マザーズ指数の200日線もここからしばらく上向き基調を維持していくとみられるので、日経平均だけでなく、マザーズ指数についても当面は堅調な値動きが期待できると考えます。
グロース市場の売買代金も、昨日、今日で2000億円を超えており、増加傾向にあります。
この点も、マザーズ指数のフォロー要因になると考えます。