前週末の米株市場では、NYダウは上昇しましたが、ナスダックが下落。
これをうけて今日の日経平均は、28220円で寄り付き、小安くスタートしました。
その後、半導体関連株などハイテク株を中心に売りが広がり、下げ幅を拡大。
10時45分に28046円まで下落し、下げ幅は200円を超えました。
そこからやや下げ幅を縮めて引けは▲120円の28162円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりもやや増加して2.5兆円台でした。
200日線が上向きの基調が続く中、11/25に25日線が75日線を上回るゴールデンクロスが示現
日経平均は、25621(10/3)から28502(11/24)まで、36日(両端入れ)で+2881円上げた後、続落となっています。
現状、5日線(今日の時点で28177円)はまだ上向きですが、今日の引け値で同線をやや下回る形となっています。
このまま5日線が上向きを維持すれば戻り方向はまだ持続と見れるのですが、引け値で同線を明確に下回って、下向きに転換してくると、25621(10/3)から28502(11/24)まで、36日(両端入れ)、+2881円上昇した上げに対する調整が一時的に入ってもおかしくないと思われます。
これまでの安値からの戻りの期間は、25520(6/20)から29222(8/17)までの41日(両端入れ)に接近しているので、その可能性はあると考えます。
ただ、そこで仮に調整を入れたとしても、12~1月にかけては戻り基調にあると考えていますので、一時的な調整になると思われます。
なお、11/25に25日線が75日線を上回るゴールデンクロス(GC)が示現しています。
直近でGCが示現したのは7/28になるのですが、この時はGC示現後、29222(8/17)まで上昇しました。
今回は前回と違って、200日線が上向きの中、GCが示現しているので、前回と比べると、株価のフォロー要素は強く、仮に調整となったとしても大きく下げる形にはならないのではないかと考えております。