前日の米国株市場が休場だったことで、手掛かり材料が少なかったのですが、今日の日経平均は25915円で寄り付き、反発してスタートしました。
10時29分に26198円まで上げた後、高値保ち合いとなり、大引けは+316円の26138円で終了。
日経平均は反発となりました。
明日に日銀金融政策決定会合の結果公表と黒田日銀総裁の記者会見を控え、模様眺めムードも拭えなかったのですが、一部空売り筋の買い戻しが観測されて、日経平均は先物主導で上値を伸ばす形となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
日経平均と比べてTOPIXの動きは強いと言える
今日の高値は26198円まであったので、昨日空けたマド(25938~26090円)を1日で埋めてくる形になりました。
昨日の記事で、「26547(1/12)から、5波中5波目の下げが進行している局面か?」と書いたので、今日反発したとしても、昨日空けたマドは埋めきれないと思っていました。
しかし、1日で当該マドをあっさりと埋めてきました。
ということは、想定よりも弱くないという可能性が出てきました。
現状、日経平均は、5日線(今日の時点で26195円)を割れており、同線も下向きとなっています。
一方、TOPIXの引け値は1902.89で、5日線(今日の時点で1900.34)よりも上となっています。
また、同線も上向き基調を継続しているので、日経平均と比べてTOPIXの動きは強いと言えます。
このような点から鑑みると、日経平均は25661(1/4)で安値をつけて以降、反転局面に入ったとする見方は、まだ生きているような感じがします。
ここから、25661(1/4)を割れずに26547(1/12)を超えてくるとその見方が強くなってきて、逆に25661(1/4)を割れてくると、5波中5波目の下げが進行している、という見方になると考えます。